昨夜、世田谷区商連「スタンプ研究会」に出席しました。
烏山駅前通り、用賀、千歳船橋、立川市羽衣の各商店街の方々が、 ポイントカード&スタンプ事業の近況を報告し、情報交換を行うという会でしたが、 質問や意見の尽きない、熱い会でした。 久々に、脳みそが回転した感じです。 持ち帰って考えてみようと思ったことが、いくつかありました。 忘れないように、以下、覚書的に。 ●情報公開の技術── (1)事業内容をお客さまにしっかりと何度も(複数の手段で)伝えること。 ポイント2倍セールを行うときに、店頭ポスターのほかに、店員がバッジをつける等。 (2)チラシやリーフレットは、お金をかけることよりも、わかりやすく伝える、 継続して最新の情報をお伝えする、を目的にする。 (3)「各論」にかかりきりにならずに、 いちど事業内容を俯瞰的な見地からお伝えすることが必要。 (4)一か月、一週間、一年間、それぞれのスパンでの「戦略」がありうる。 (毎週火・木はポイント2倍。毎月第4土曜は貯まったスタンプ台帳を 通常の2割増しで利用できる云々。) で、それをちゃんとお客さまにお伝えする。 (写真●用賀商店街「ファミリースタンプ」の概要が書かれたB5ペラ) 上の写真は、用賀商店街の方が手づくりで作成された、簡潔明瞭なチラシ。 スタンプ台帳をお客さまに渡す際に、台帳に挟んでおくそうです。 「お、スタンプを集めてみようかな」 という気にさせるようなものだと思いませんか。 (上の、(2)(3)に関わってそうです。) 「もし、スタンプ出し忘れの時は、どうぞ、ご遠慮なくご請求ください」と添えることで、 お客さまが積極的にスタンプを利用できるように促してもいます。 これは、ひじょうに重要だと思います。 使ってもらってナンボ、のポイント&スタンプ事業です。 肝に銘じたいのは、事業内容そのものが同レベルでも、 お客さまにしっかり事業内容をお伝えしているかどうかで、 大きな差が生じそうだということです。 ●ポイントと交換できる景品を身近に── 遊園地などの入場券は、多くのポイント数が必要なので敷居が高い。 (そしてお客さまは地域「外」でそれを使うことになる。) 商店街内の加盟店で使える身近な景品(食事券など)を 同時に揃えることが必要かもしれない。 まだまだあったのですが、とりあえず以上です。
by nakanobuskip
| 2007-03-28 14:48
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